接触について心理学の観点から少し考えてみた。
ついったでフォロワーさんのツイートでこんなレジュメを作っていた(2015/11/09)のを思い出してとりあえずコピペしておくことした。それだけ。
とてつもなく稚拙だし突っ込みどころがたくさんあるのでマジレスはマジ勘弁><。
近代のアイドルオタクと自己実現理論
表題にはわかりやすくするためアイドルオタクと書いたが、ここではアイドルオタクの中でもいわゆる接触厨や認知厨といったアイドル側から何かしらの個人的なレスポンスがあり、それを自覚、無自覚関係なく求めているファンについて述べていきたいと思う。
「接触厨」とはアイドルや芸能人などと接触することだけど目的とする人物のことである。
握手会で握手をすることや、ツーショットでの撮影会で肩を組むなどアイドルと肉体的な接触をすることに積極的な人物。 相手に自分の存在を認知してもらうことに必至になる認知厨と同様にアイドルファンの中ではこのような人物を好まない者もいる。(ネット用語辞典ネット王子より引用)
これは応援するアイドルの規模にもよるが、容易なことではない。
℃-ute(ハロープロジェクト) 28thシングル発売イベントの個別チェキ会に参加するにはこのシングルのスペシャルセット9072円を特別サイトから購入し、さらに抽選で当選しなければ参加することはできない。これに対し近年増えている地下アイドル、ロコドル(地方アイドル)、ライブアイドルなどはイベントの度に本人物販がライブ終了後などにありツーショットチェキが1000円で取れたり時間制限がなければ好きなだけメンバーと物販でしゃべることができたりする。
ファンになりたてのころや現場へ足を運び始めて間もないころは1度話せれば、1枚チェキが取れれば良いなどと考えていても応援する年月や熱量が大きくなるともっと多く、長い時間話したい、もっとたくさんチェキを撮りたいなどとアイドルとの接触欲求が強くなっていっているように感じる。
私はこの接触厨はどうしてここまで接触に執着するのか疑問に思うとともにアイドル側から認知される、レスをもらうということは承認欲求から生まれる行動なのではないかと考えた。マズローの欲求段階説で述べられている社会的欲求/所属と愛の欲求がアイドル現場における認知をもらう、自分はこのアイドルグループやメンバーを推しているファンであるという所属を認められるということを意味しているのではないか。そして認知されると次の段階の承認(尊重)の欲求により自分はこのアイドルには必要な価値のある存在だと認められ自分の意思を尊重されることを求めるようになるのではないかと考えた。そしてその欲求すらも満足したファンは自己実現の欲求によりアイドル側にもっとこうしてほしいという新たな不満が生じるようになる。だから接触厨は段階ごとにアイドルへ落とす金額が変わり、段階を踏みながら接触回数を増やしていくのではないかと考えた。
そしてどの段階であろうと自分の思うようにいかないこと(欲求が妨害されること)あれば劣等感や無力感、孤独感などの感情が生じアイドルイベントへのモチベーションが下がりそれが進むと対象のアイドルを応援することをやめるということになるのではないかと思う。
これらのことから接触厨が接触の固執するのは決しておかしなことではなく人間としての欲求の上に成り立っていることがわかった。このことから私は広くアイドルファンの接触厨の方にアンケートをとり欲求段階と接触回数や金額についても調べてみたいと思った。
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96
℃-ute 28thシングル 『ありがとう〜無限のエール〜/嵐を起こすんだ Exciting Fight!』 発売記念 個別チェキ会 追加受付決定のお知らせ
http://www.helloproject.com/c-ute/event/detail/de1b16295b95c7e910eccfa039c2d685265071c7/
接触厨とは
http://netyougo.com/idl/12653.html
そのおよそ一ヵ月後に書いたやーつ↓
近年、アイドルが行うイベントは多種多様な物になっている。最も一番多いのはパフォーマンスを行うライブやコンサートだが、そのほかにもCDやDVD、写真集といった媒体の発売イベント(所謂リリースイベント、リリイベ)が多くなってきているように思う。前回の発表で例をあげたCDの発売イベントのようなものを指す。
発売イベントにはもちろんコンサートやトークライブもあるが多くのファンが発売イベントに求めるものはチェキ会や写メ会、サイン会というアイドルと直接会える、アイドルオタク用語でいうと「接触」を求めているように感じた。そこでわたしはふと思い立ち、私のTwitterアカウントを使い、投票という機能を用いて次のようなアンケートを取った。
推し(アイドル)のイベントの中で接触イベが (投票数160)
好き 49%
どちらかといえば好き 35%
どちらかといえば嫌い 13%
嫌い 3%
接触厨という言葉に対してのイメージが (投票数95)
良い 4%
どちらかといえば良い 5%
どちらかといえば悪い 48%
悪い 43%
でも自分は (投票数90)
接触厨だ 20%
どちらかといえば接触厨だ 26%
どちらかといえば接触厨ではない 27%
接触厨ではない 27%
この投票結果から接触イベントに好意を持っている人が84%もいる中で接触厨という言葉のイメージが悪いことによって自分は接触厨ではないと答えている人が半分もいるのではないかと推測した。その他にも接触イベントは好きだが接触厨ではないという考え方の人もいるように感じ、言葉の定義の曖昧さも関係しているように感じた。次回このようなアンケートを取ることがあればもう少し定義を明確にしようと思った。
to be continue???