読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

君専属王子様のファンって姫でいいですかね?

冗談は顔だけにしろ。紫推しの沼日記。

むすめん。現場における推しメンとファンの相互関係

考察。

今日の昼間に突貫工事で作った資料だから本当に内容がないよ(大声)

 

 

 

推しメンとは『イチ推しのメンバー』を略したもので、アイドルグループの中のイチ推しのメンバー(特に気に入っているメンバー、応援しているメンバー)を意味する。複数の推しメンがいる場合、一番好きなメンバーを神推し、二番目が激推し、三番目を推しという。また、推しメンを変えることを意味する推し変といった派生語も存在する。推しメンはAKB48を中心に、主に女性アイドルグループに対して使われる。ジャニーズ(ジャニーズ用語)の場合、自担がこれにあたる。
なお、推しメンは2011年ユーキャン新語・流行語大賞候補語になったが受賞はしていない。(日本語俗語辞典より引用)

 

アイドルとファンの相互関係について、私の好きなアイドルグループはほかのアイドルグループと比較しても接触イベントのシステムが異なり、ライブのキャパシティーなどの規模においても比較が困難なことがわかり”むすめん。”というグループに限定して考察しようとおもう。ここではライブとチェキ会などの接触系イベントの二つにわけて考察する。

 

 

1.ライブ

 現在彼らは47都道府県ツアー中である。地方によってキャパシティーは異なるが、初日のディファ有明はシーティングの1128席、先日行われた京都公演の京都FANJはオールスタンディングの500人であった。メンバーにもよるが、ライブ中に自分の認知している(=覚えている)ファンはどこにいるのかだいたい把握していたりする。そしてレス(=ファンサービス)を行うのだ。特に私の推しはとても見つけるのがうまくレスも多い。もちろんファン側も推しメンカラーのキンブレ(=ペンライト)を振ったり、推しTや推しタオルといったグッズを身につけたりなど”あなたのファンである”というアピールをする。推しのソロパートでひときわ高くキンブレをあげたり、それに対して推しはレスをしたりという相互関係が成立しているのだ。これは認知の有無に関係なく自分の色のキンブレを振ってくれていればレスをすると言っていたメンバーもいる。レスの定義は人によって異なるが私の中では目線もレス

 

<ファン>

推しメンカラーを主張し応援する→レスをもらう→もっと応援しよう

<アイドル>

自分の色(ファン)を見つける→レスをする→喜んでくれる→もっとレスしよう

 

 

 

2.接触イベント

 ここでは主にチェキ会について考察する。”チェキ”とはインスタント写真システムの総称である。専用のフィルムで撮影し、その場で出力できるのが最大の特徴。イベントの物販やチェキ会などで販売され、オタクがアイドルと撮影する。イベントで発売されるチェキにはピンショットや混合(複数ショット)、落書きチェキ(サインなどが書かれている)という種類がある。チェキ会でもツーショットやグループショットなどがある。ここではツーショットチェキをメインに考察しようと思う。現在のむすめん。ツアーチェキ会は3000円1分1枚という値段になっているが、基本的にCDの発売イベントとしての意味合いが大きいため直近だとアルバム3000円2パターン購入(6000円)につき1枚チェキが撮れた。

 1分は自分が思うより短い。しかしその1分間は自分と推しだけの時間なのである。人によって1分の使い方は異なると思うが本来のメインはチェキの撮影である。どんなポーズで取るか指定し、それを撮り、その後残り時間を推しとの会話に使う。チェキ券さえ押さえることが出来れば数分~数十分間推しを独占することも可能なのだ。実際に30分間ぶん以上のチェキ券を購入し、使用していた話を聞いたことがある。

 なぜここまでアイドルとの接触に時間とお金をかけることができるのか。それは認知の有無が深く関連していると考えられる。認知されているメンバーとの接触はお互いの事をよく知っているため、自分の近況報告やライブの感想、動画の感想などざっくばらんに話すことができるからだ。ここには相互の信頼関係が存在しているから話すことができる内容なども存在しているように感じる。

 

 

 

 

この二点から推しとファンの相互関係が成立しているからこそ接触イベントやライブ、つまりは推し事にファンはお金や時間を費やしているのではないかと考えられる。これは従来のアイドルとファンの一方的な関係ではなくなっているからこそ生まれた文化であり、この関係性について接触イベントの視点から考察を進めていきたいと思う。

 

 

引用・参考文献

ぺろりん先生(2016)「アイドルヲタク大研究読本」株式会社カンゼン

境真良(2014)「アイドル国富論東洋経済新報社

濱野智史(2012)「前田敦子はキリストを超えた―〈宗教〉としてのAKB48」ちくま新書

【ドルオタ白書】握手会、チェキ会…これにハマると貯金が消える!「接触イベント&認知」の世界 http://www.womaninsight.jp/archives/121556

推しメン 日本俗語辞典 http://zokugo-dict.com/05o/osi-men.htm